挨拶が苦手?テレビやゲームばっかり?
演劇のメソッドでこどもたちの表情が、声が、目がかわる。
目を合わせる、声をだす、身体を動かす。演劇のはじまりは日常の動作そのもの。自分じゃない役を演じることで、心と身体を開放し、コミュニケーションを取りながらリーダーシップや表現の面白さを「知る」経験を。
演劇のメソッドでこどもたちの表情が、声が、目がかわる。
目を合わせる、声をだす、身体を動かす。演劇のはじまりは日常の動作そのもの。自分じゃない役を演じることで、心と身体を開放し、コミュニケーションを取りながらリーダーシップや表現の面白さを「知る」経験を。
学校や家とは別の場所に、自由に表現できる場所や、信頼できる仲間、相談できる先生たちがいることは、こどもにとって大きな励み。5歳から高校生までのなかまが同じ舞台に立つことで、助けあい、教えあいながら「公演」を成功させるためのチームワークを学んでゆきます。また、年齢をこえた個性や表現に出会うことでお互いに刺激し合い、豊かな価値観を学ぶ事ができます。
れんアカデミーでは、それぞれのこどもの特徴と個性を伸ばすためにカリキュラムを組み、多様な講師陣によってひとりひとりにフォーカスをあてた少人数制のレッスンを行っています。みんながひとりと向き合って「苦手」を「できる」に変える喜びを一緒に学びます。
私はこどもの頃、プロダクションのレッスンに通い「えんげき」に出会い、学んでいました。
そこでいつもの学校とは違う友人をつくり、なんでも一緒に考えて対等に接してくれる大人である「先生」たちに出会ったことで、学校や友人と遊んでいて、なんとなく抱いていた「違和感」の正体を知ったのだと思います。
人とは違う思い、考え。やりたいこと。やりたくないこと。挑戦したいこと。身体の動かし方。大きな声に変な顔も。
もちろん今はその正体が「個性」だと知っています。
けれどあの頃、分からないながらも「それでいい」と言われ、思い切り表現し、発表できた経験はその後のわたしを何度も助けてくれました。
「臨界期」「感受性期」などと言われる5~14歳くらいまでの時期に、こどもたちが何を見て、何を感じ、どう受け止めて行動するのか。そしてその経験の中で自分を見つけて輝いていく様子を目の当たりにしながら私はレッスンを通じて、今も教えてもらっています。
れんアカデミー 代表 比佐廉